就労移行支援事業所は全国各地のいたるところに開所されています。広島県に限定してもその数は多いので、自分がどの事業所を利用すれば良いのかわかりづらいです。
そこでこの記事では、広島県にある事業所の中でも特におすすめの就労移行支援を10種類紹介していきます。事業所の選び方や利用方法も解説しているので参考にしてください。
広島エリアで就労移行支援事業所を探されている方へ
広島でおすすめの就労移行支援事業所を選ぶなら「ディーキャリア広島」がおすすめ。発達障害に特化した事業所で、就職後の定着率は97.2%と圧倒的です。また、就職のためのサポートはもちろん、このようなプライベートにおけるサポートも充実しています。
無料相談も行っているので、気になる方は公式ホームページをご覧ください。
本サイトでは、そのほかの事業所もまとめています。就労移行支援の役割や特徴とは?
そもそも就労移行支援とは、障害や指定の難病を持つ人が一般企業へ就職することをサポートしてくれる福祉サービスの一種です。
就労移行支援を利用すると以下のスキルや知識を深めることができます。
- 自分が持つ障害の理解
- 障害が発生したときの対処法
- ビジネスマナー
- コミュニケーション術
- パソコンスキル
就労移行支援では会社で働くスキルだけでなく、実生活で役立つ障害の対処法も幅広く知れます。
【障害特化型】広島県のおすすめ就労移行支援3選
まずは障害別におすすめの就労移行支援事業所を紹介していきます。自分が持つ障害に合ったサポートを受けたい人は以下から選ぶのがおすすめです。
1. ディーキャリア広島:発達障害者向け
ディーキャリアは発達障害を持つ人に特化して支援を行う就労移行支援です。「やりがいのある仕事・自分らしく働く」というテーマをもとに、サポートを行ってくれます。
事業所名 | ディーキャリア |
就労実績 | 毎年5~15名 |
定着率 | 93.4%(2019年度) |
住所 | 〒730-0015
広島県広島市中区橋本町9-7 ビル博丈4階401 |
アクセス | JR/路面電車「広島駅」から徒歩で10分 |
公式サイト | https://dd-career.com/ |
特徴1.発達障害に特化した支援を受けられる
ディーキャリアは発達障害に特化しているので、発達障害に関するノウハウが優れています。質の高いサポートを受けられることから、就職から6か月後の職場定着率は93.4%と業界内でもトップクラスです。
発達障害と言えば、人によって症状が異なり、なかなか理解を得られづらいです。そのため、長期的に就労することも簡単ではありません。
そんな中、ディーキャリアを利用した9割以上の人が長期就労できているのは、サポート内容が優秀であることの証拠です。
ディーキャリアを利用すれば、発達障害に適したストレスの対処法やコミュニケーション術を学べます。働くことに苦戦している発達障害を持つ人はディーキャリアが特におすすめです。
特徴2.実際の職場を想定した環境で訓練できる
ディーキャリアでは実際の職場と同じ環境で訓練できる部屋が用意されています。実際の職場と似たような環境で訓練することで、社会に出て役立つスキルが身に付きやすいです。
そのうえ、実際の職場と同じ環境で訓練すれば、会社で働いているという自信も付きます。発達障害を持つ人は自分に自信を持てないことが多いですが、ディーキャリアで訓練を積んでいけば見違えるような変化を感じられるでしょう。
2.就労移行センターFlat:精神障害者向け
就労移行センターFlatは「生きがい・笑顔・チャレンジ」の3つを事業理念として運営している就労移行支援事業所です。精神障害者を対象に就労支援を展開しています。
事業所名 | 就労移行センターFlat |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒730-0016
広島市中区幟町3番57号 中特会館ビル4階 |
アクセス | ・広島駅南口より徒歩10分 |
公式サイト | http://flat-style.jp/ |
特徴1.生活支援も受けられる
就労移行センターFlatでは就労支援と一緒に生活支援を受けることもできます。生活支援は日常生活の自己管理や健康維持など生活に関する支援です。
精神障害を持つ人の中には、日常生活に不安を感じてる人もいるでしょう。普段の生活で何か困ったことが発生しても、Flatに相談すれば的確なアドバイスをもらえます。
日常生活における相談相手ができるのもFlatを利用する大きなメリットです。
特徴2.現場主義の訓練を受けられる
就労移行センターFlatでは現場で働けるようにすることを大切にしています。
就労移行支援事業所では主に座学と訓練の2つで訓練していきますが、座学だけだと実際に通用しません。頭でわかっていても体が動かないことも十分に考えられます。
実際に働いたときのギャップを少なくするために、Flatではより実践的な訓練を重視しています。訓練しながら障害の対処法やスキルを学べるので習得が早いです。
より実践的なスキルを学びたい人にとってFlatの現場主義な支援は適しています。
3.みらいく:発達障害とうつ症状に特化
みらいくは発達障害とうつ症状に特化した事業所です。
事業所名 | みらいく |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒730-0051
広島県広島市中区大手町三丁目1番3号 IT大手町ビル8-B |
アクセス | ・広島電鉄宇品線 路面電車/中電前駅から徒歩で3分
・広島バス/中電前バス停から徒歩で2分 ・アストラムライン/本通り駅から徒歩で10分 |
公式サイト | https://www.cuddleup.jp/support_employment/ |
特徴1.医療機関と連携している
みらいくは医療機関と連携しているので、心身のサポートを受けることもできます。
特にうつ症状の人は精神的に不安定になることもあるでしょう。メンタルに不安を抱えている人でも、医療機関と提携していて、うつ症状のノウハウが深い職員が在籍するみらいくなら安心です。
特徴2.悩みを解決できる訓練を用意してくれる
みらいくでは最初にカウンセリングでその人の悩みを聞き出してくれます。悩みを聞いた職員は、その悩みを解決できる訓練を用意してくれるので、あとは訓練するだけです。
たとえば働くための体力に不安があるとしましょう。この場合、体力向上トレーニングを用意してくれます。トレーニングを受けていくうちに体力が付き、問題なく働ける体になる仕組みです。
一人ひとりの悩みに合わせて訓練を用意してくれるので、発達障害やうつ症状特有の悩みにも応えてくれるでしょう。
【専門スキル特化型】広島県のおすすめ就労移行支援2選
続いて特定のスキルを専門的に学べる就労移行支援事業所を紹介していきます。すでに働く業界や職種を決めている場合は、以下の事業所がおすすめです。
1.フロンティアリンクキャリアセンター:ITスキルを幅広く学べる
フロンティアリンクキャリアセンターは発達障害・精神障害に特化していて、ITスキルを専門的に学べる事業所です。先ほど紹介した障害特化型と専門スキル特化型が合わさっています。
事業所名 | フロンティアリンクキャリアセンター |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒730-0051
広島県広島市中区大手町5丁目2−22 山陽ビル2号館 2F |
アクセス | ・「鷹野橋」駅から徒歩で4分
・「市役所前」駅から徒歩で4分 |
公式サイト | https://career.frontier-link.jp/ |
特徴1.パソコンスキルを基礎から応用まで学べる
フロンティアリンクキャリアセンターは基礎からITスキルを学べます。たとえばWordやExcelの使い方、パソコンの操作方法から学べるのが特徴です。
その一方で、マクロやJavaScriptなどのプログラミングも学べます。将来的にプログラマーになることも可能です。
このようにフロンティアリンクでは、パソコンのスキルを基礎から応用まで勉強できます。未経験でもIT業界へ就職したいと考えている場合は、フロンティアリングがおすすめです。
特徴2.メンタルケアのプログラムもある
障害特化型としての顔も持つフロンティアリンクキャリアセンターでは、メンタルケアも行われています。
発達障害や精神障害を持っていると精神が不安定になることもあるでしょう。精神が不安定になったときに、どのようにメンタルを保てばよいのか学べます。
フロンティアリンクは就労支援としての質も高いので安心です。
2.DIGITAL ART CENTER広島:クリエイタースキルを学べる
DIGITAL ART CENTER(デジタルアートセンター)は、デザイナーやイラストレーターになるためのスキルを学べる事業所です。IT業界の中でも、クリエイター業を目指す人に向いています。
事業所名 | DIGITAL ART CENTER |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒730-0012
広島県広島市中区上八丁堀8-23 林業ビル6階 |
アクセス | ・JR山陽本線(三原~岩国) 天神川駅から徒歩で4分
・JR呉線 天神川駅から徒歩で4分 ・JR芸備線 矢賀駅から徒歩で15分 |
公式サイト | https://digital-art-center.com/ |
特徴1.未経験でもクリエイターを目指せる
DIGITAL ART CENTERは一見すると専門的なことしか学べそうにありませんが、初心者向けのコースも用意されています。
初心者向けコースをしっかりと勉強していけば、未経験からでもクリエイターになることは可能です。
クリエイターにあこがれを持つ人は挑戦してみると良いでしょう。
特徴2.就労支援の中でも人気がある
2021年11月に発表された日本トレンドリサーチにおいて、DIGITAL ART CENTERは以下の賞を受賞しています。
- おすすめしたい就労支援第1位
- 利用したい就労支援第1位
- 見学・体験してみたい就労支援第1位
近年の就労支援の中でも、トップクラスの人気を誇ります。これほど高く評価されているのも、タメになることを楽しく学べるからでしょう。
クリエイターに少しでも興味がある人は、実際に無料見学へ参加してみるのがおすすめです。
【総合型】広島県のおすすめ就労移行支援5選
次に総合型の就労移行支援を紹介します。幅広い支援を受けたい場合は以下の事業所から選びましょう。
1.LITALICOワークス 広島:総合型事業所の最大手
LITALICOワークスは総合型就労移行支援の中でも最大手にあたる事業所です。知名度・実績ともに優れているので、信頼性で選ぶならLITALICOワークスが適しています。
事業所名 | LITALICOワークス |
就労実績 | 累計10,000名以上 |
定着率 | 90%(2020年度) |
住所 | 〒732-0052
広島県広島市東区光町1-10-19 日本生命広島光町ビル 1F |
アクセス | JR「広島駅」新幹線口(北口)から徒歩で5分 |
公式サイト | https://works.litalico.jp/center/hiroshima/hiroshima/ |
特徴1.カリキュラムが充実している
LITALICOワークスはカリキュラムが充実しているところが特に好評な事業所です。その人に合わせた訓練内容が用意されるので、自分にもっとも必要なことが学べます。
「目標が漠然としていて何をすれば良いのかわからない」という場合でも、職員に相談すれば導いてくれるでしょう。
特徴2.実績が優れている
LITALICOワークスでは、過去に1万人以上の人を就職させてきました。日本にはさまざまな事業所がありますが、ここまで優れた実績の就労移行支援事業所はほとんどありません。
LITALICOワークスは職場定着率も90%と高いので、質の高い支援を受けられることを証明しています。
2.welbe(ウェルビー):業界2番手の事業所
welbeは総合型の中でもLITALICOワークスに次いで人気がある事業所です。LITALICOワークスに比べると実績は劣りますが、優秀であることには変わりありません。
事業所名 | welbe |
就労実績 | 累計2,400名以上 |
定着率 | 87.2%(2019年度) |
住所 | 〒730-0014
広島県広島市中区上幟町7-3 コンフォート幟ビル5階 |
アクセス | ・JR各線「広島」駅から徒歩で9分
・広電本線「広島」駅から徒歩で9分 |
公式サイト | https://www.welbe.co.jp/center/hiroshima/hiroshima.html |
特徴1.早期就職コースが用意されている
welbeでは今すぐにでも就職したいという人向けに「就活集中コース」が用意されています。
就活集中コースは半年後に就職することを想定しているので展開が早いです。なるべく早く働きたい人はwelbeを利用すると良いでしょう。
特徴2.お弁当サポートがある
welbeでは希望者にお弁当を無料で配布しています。無料で弁当を配布するのは珍しく、基本的に有料です。それどころかお弁当サポートがないことも多いので、無料で昼食をもらえるメリットは大きいです。
3.巣だち:広島県に複数の事業所がある
巣だちは「障害を持つ人がひとりでも多く一般社会に巣立てるように」という希望が込められた事業所です。
事業所名 | 巣だち |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒737-0831
広島県呉市広名田1丁目6-35 東洋運輸ビル3F |
アクセス | ・広駅出口から徒歩で約13分
・新広駅出口から徒歩で約14分 ・安芸阿賀駅出口から徒歩で約33分 |
公式サイト | https://sudachi.biz/hiro/ |
特徴1.広島県に4つの事業所を構えている
巣だちは広島県呉市に4種類もの事業所があるので、自宅からより通いやすい距離にある事業所へ通うことも可能です。
事業所の距離が近いと通所するストレスも軽減されて、継続して通所しやすくなります。より近くにある事業所を選びたい人にとってはぴったりです。
特徴2.就労移行支援以外の支援もある
巣だちでは就労移行支援以外に以下のサポートを受けることも可能です。
- 就労継続支援A型
- 就労継続支援B型
- 自立支援
- ショートステイ
- 生活保護
選択肢が豊富なので、より自分に合った支援を受けられます。どの支援を受ければ良いかわからない場合でも、職員に相談すればアドバイスしてくれるので安心してください。
ちなみに受けられる支援は事業所によって異なるので気を付けましょう。
4.ワークプラザひがし:自然豊かな場所で学べる
ワークプラザひがしは就労移行支援以外に就労継続支援B型を併設している事業所です。一人ひとりに合わせたスケジュールで支援を受けることができます。
事業所名 | ワークプラザひがし |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒732-0034
広島県広島市東区温品町510-1 はぐくみの里 |
アクセス | 広島駅20番のりば、新幹線口28番のりばから広島バス29番線「小河原車庫」行きに乗車
「横見谷」で下車して徒歩で10分 |
公式サイト | http://hagukuminosato.jp/policy/workplaza |
特徴1.事業所が山のふもとにある
ワークプラザひがしは都会から離れた場所に事業所があります。通所するとなると少し大変ですが、大自然で訓練を受けられるので気持ちが良いです。
そのうえ通所するだけで体力が付くので、通い続ければ会社で働くときも体力切れを起こしづらくなるでしょう。
特徴2.精神保健福祉士資格を取得したスタッフがいる
ワークプラザひがしには精神障害のサポートに長けたスタッフが在籍しています。精神障害に対しては、特化型の就労移行支援でなければ手厚いサポートを受けられないことも多いです。
しかし、ワークプラザひがしには精神保健福祉士資格を取得したスタッフがいるので、精神障害を持つ人も質の高いサポートを受けられます。
5.RING:障害者に求められるスキルが学べる
RINGは「はたらくをつなげる」をテーマに支援を行う就労移行支援事業所です。働くことがゴールではなく、安定して働けるようにサポートしてくれます。
事業所名 | RING |
就労実績 | 非公開 |
定着率 | 非公開 |
住所 | 〒730-0051
広島市中区大手町5-5-10 栗原ビル1階(鷹野橋商店街内) |
アクセス | ・広島市役所前バス停から徒歩で5分
・大手町4丁目バス停から徒歩で5分 ・広電鷹野橋電停から徒歩で3分 |
公式サイト | http://www.midorien-fuchu.jp/ring/ |
特徴1.障害者雇用を担当していた職員がいる
RINGには以前まで障害者雇用の担当を務めていたスタッフが在籍しています。過去の経験から障害者に何を求めているのか、何を基準に採用しているのかなど雇用する側の知識が豊富です。
RINGでは障害者雇用の担当経験があるスタッフから支援を受けられるので、訓練を受けていくうちに企業が求める人物像へと成長できます。
もちろん就職の際もサポートしてもらえるので非常に心強いです。
特徴2.職場実習の種類が多い
RINGは多くの企業と連携しているので、さまざまな職場実習先が用意されています。たとえば以下の仕事を体験することが可能です。
- 清掃
- 介護
- 商業施設
- オフィスワーク
職場実習を体験すると業界の知識が深まるので就職活動に役立ちます。いろいろな職場実習先が用意されているRINGを利用すれば、いろいろな業界の体験を通して自分がしたいことを見つけられるでしょう。
広島県の就労移行選を選ぶ7つのポイント
ご紹介したように、広島県にはさまざまな就労移行支援がありますが、選ぶ際は以下のポイントをおさえておきましょう。
- 事業所の規模で選ぶ
- 事業所が通いやすい距離にある
- 自分が求めるスキルを学べる
- 就労実績と定着実績が高い
- 利用料の自己負担が少ない
- 口コミが全体的に良い
- 実際に無料体験して相性を確かめる
選び方1事業所の規模で選ぶ.
就労移行支援事業所は主に大手と中小の2つに分かれます。
ディーキャリアやLITALICOワークスのように全国展開している事業所は大手です。一方でみらいくやRINGなど事業所数が少ないと中小にあたります。
就労移行支援事業所には規模の違いがありますが、それぞれの特徴は以下の通りです。
・大手事業所の特徴
- 経験が豊富なので幅広い訓練を受けられる
- 大手という安心感がある
- 総合型の事業所であることが多い
- 就労実績や職場定着率を公開していることが多い
・中小事業所の特徴
- 一人ひとりに目が届きやすいので手厚いサポートを受けられる
- 何か一種類のサポートに特化していることが多い
大手と中小にはそれぞれメリットがあります。一概にどちらが良いとは言えませんが、自分に合った事業所を選びましょう。
選び方2.事業所が通いやすい場所にある
事業所を選ぶにあたって、事業所までの距離は重要なポイントです。
遠方にある事業所を選んでしまうと、通うだけで面倒になってしまいます。通うのが面倒になると、最終的に就労移行支援へ通所することを辞める可能性が高いです。
継続して通いやすくするためにも、事業所は自宅から近い距離にある方が良いですが、あまり近すぎるのもよくありません。あまり近くに事業所があると体力が付かず、通勤の練習にもならないので注意が必要です。
事業所を選ぶ際は経路で選びましょう。電車1本で行ける事業所だと楽なのでおすすめです。逆に乗り換えが増えたり、バスや徒歩も必要になったりすると体力が必要になるので気を付けておきましょう。
選び方3.自分が求めるスキルを学べる
就労移行支援の特化型では、学べるスキルが決まっています。
たとえば、フロンティアリンクキャリアセンターではITスキルなら幅広く学べます。ただ、コミュニケーションやIT以外の訓練は、全体的に見ると割合が少ないです。
フロンティアリンクキャリアセンターのような特化型は、特定のジャンルへ就職することが決まっている人に向いています。しかし現段階で、どの仕事をしたいのか明確になっていない場合はおすすめしません。
もし、今のところどんな仕事をしたいのか決まっていない場合は、総合型の就労移行支援を利用しましょう。
総合型は過去の経験から幅広い業界への就労実績があることも多いです。総合型で自分が何をしたいのかしっかりと向き合い、目標を決めた後はそこに向かって訓練を積んでいきましょう。
選び方4.就労実績と定着実績が高い
就労実績と職場定着率は数字が高ければ高いほど良いです。そもそも就労実績と職場定着率とは以下の意味を指しています。
- 就労実績:その事業所から企業へ就職した人数や割合
- 職場定着率:その事業所から企業へ就職し、一定期間働き続けている人の割合
就労実績や職場定着率が高いと、それだけ社会に出て役立つスキルを学べるということです。実績は高ければ高いほど良いので、信頼性で選ぶなら実績が公開されている事業所を選びましょう。
ちなみに就労実績と職場定着率だと、職場定着率の方が重要です。就労実績だけだと、就職に成功している人が多いだけで、退職している人が多いかもしれません。
一方で職場定着率は、就職に成功した人の中で継続的に働いている人の割合なので信頼性が高いです。
選び方5.利用料の自己負担が少ない
就労移行支援を選ぶ際は昼食代や交通費の負担も見ておきましょう。昼食代や交通費は基本的に自己負担ですが、たまに事業所が負担してくれることもあります。
昼食代や交通費が事業所負担だと金銭的な負担が減るのが楽です。ちなみに、就労移行支援自体の利用料は基本的に無料なので安心してください。
選び方6.口コミが全体的に良い
就労移行支援を選ぶ際は口コミも要チェックです。Twitterやネット上の口コミが悪い就労移行支援はあまりよい支援を期待できません。
また、口コミを見る際は評価だけでなくコメントも見ておきましょう。コメントを見ると、その事業所の細かいところまで分かるので、より濃い情報を集めることができます。
選び方7.実際に無料体験して相性を確かめる
イマイチどの就労移行支援を利用するのか決めきれない場合は、実際に無料体験してみましょう。無料体験すると、その事業所のスタッフと話したり、訓練を体験したりできます。
無料体験は基本的にどの事業所でも行っているので、利用を決める前に一度は体験しておきましょう。
【利用前に要チェック】就労移行支援には3種類ある
ひと言に就労移行支援と言っても、主に以下の3種類が存在します。
- 総合型
- 専門スキル特化型
- 障害特化型
種類によって受けられる内容が異なるので、正確に違いを把握しておきましょう。では3つの事業所にどういった特徴があるのか紹介していきます。
総合型
総合型の就労移行支援は障害のある人全般を対象にしています。総合型の事業所では幅広いことを学べるのが特徴です。
たとえば、社会に出て必要になるコミュニケーションやパソコンの操作、ビジネスマナーなどを幅広く学べます。
総合的な能力が身に付くので、総合型は基礎的な力をつけたい人や幅広いスキルが求められる事務職を目指す人におすすめです。
専門スキル特化型
専門スキル特化型の就労移行支援では、特定のスキルを学べます。たとえばITスキルを専門的に伸ばせることが多いです。
総合型と違って幅広いことは学べませんが、特定のスキルを伸ばせるので、すでに働く業界を決めている人に向いています。
障害特化型
障害特化型は特定の障害を持つ人に限定して支援する就労移行支援です。
障害特化型の場合は特定の障害に関する経験が豊富なので、ほかの2種類の就労移行支援では受けられない質の高いサポートを受けられます。
より自分に合ったサポートを受けたい人におすすめです。
就労移行支援の無料見学に参加する方法
就労移行支援を利用する場合は以下の手順で進めていきます。
- 就労移行支援事業所の公式サイトへアクセスする
- お問い合わせページから無料見学したいことを伝える
- 事業所から折り返しの連絡をもらって無料見学の日程を決める
- 当日に無料見学会へ参加する
- 見学を通して通所したいと決まった場合は受給証書を発行する
- 書類を提出して通所を開始する
無料見学は公式サイトからアクセスできます。
公式サイトにはたいてい申込フォームが用意されているので、そこから無料見学に参加したいことを伝えましょう。
見学会の日が訪れたら事業所へ向かい、その事業所の訓練を体験します。無料見学中はスタッフの態度や事業所の雰囲気、訓練内容をよく確認しておきましょう。
見学を通して利用を決めた場合は、お住いの近くにある自治体から受給証書を発行する必要があります。受給証書の発行が終わったら、正式に契約を結んで訓練を積んでいきましょう。
まとめ
広島県にある就労移行支援の中でも特におすすめの事業所を10種類紹介してきました。
就労移行支援はそれぞれの事業所によって特色が異なります。まずは自分が何を希望しているのか考え、その後に自分が気になる事業所を選んでいきましょう。
ひとつの事業所に選びきれない場合は、無料体験を受けるのがおすすめです。就労移行支援では無料体験を開催していて、実際にその事業所で訓練を体験できます。無料体験を通して良いと感じた事業所を選ぶと失敗しづらいです。
広島エリアで就労移行支援事業所を探されている方へ
広島エリアで事業所を探していてる方に向けて、広島県でおすすめの就労移行支援事業所を分かりやすくまとめています!こちらも合わせて読んで、自分にピッタリの事業所を探してみてください。
例えば、当サイトがおすすめする「ディーキャリア広島」は発達障害に特化した事業所で、就職後の定着率は97.2%と圧倒的です。また、就職のためのサポートはもちろん、このようなプライベートにおけるサポートも充実しています。
無料相談も行っているので、気になる方は公式ホームページをご覧ください。
こんにちは!大阪の就労移行支援事業所で約5年間働いたナカムラです!今回は、大阪にあるおすすめの事業所を紹介します! 就労移行支援を利用して就職を目指す場合、どの事業所を選ぶかがとても大切です。大阪には300件を超える事業 […]
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