「自己PRがうまくいっている気がしない」「障害者の自己PRはどうやって伝えるのが正解なの」と悩む人も多いでしょう。
自己PRは面接の際に聞かれることが多いですが、正解がないのでどのように伝えれば良いのか判断が難しいです。障害者の自己PRともなれば、なおさらどのようにアピールすれば良いのかわからないでしょう。
そこでこの記事では、障害者が自己PRするときにやってはいけないNG例とおさえるべき7つのポイントを紹介していきます。最後まで読むと自己PRで困ることはなくなるでしょう。
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障害者が自己PRするときのNG例
以下のように自己PRをするとマイナスの印象が大きくなります。
- 障害を乗り越えた話を長々と話す
- 障害に関する不安ごとを伝えてしまう
- 障害のことでウソをつく
では3つのNG例を具体的に解説していきます。
NG例1.障害を乗り越えた話を長々と話す
障害者が自己PRの際にもっともやりがちなミスが、障害によるつらい過去を長々と話すことです。もちろん、自己PRの際につらい過去を乗り越えてきたことを話すのは、必ずしも間違いではありません。伝え方次第でプラスに働くこともあります。
しかし、企業としてはそこまで過去を乗り越えてきた体験談に興味がありません。企業にとって大切なのは「入社してどのような貢献をしてくれそうか」です。ただ単に苦労話を聞かされても企業側にメリットはありません。
また、障害者枠で応募する際はライバルたちも障害を持っています。自分と同じような経験をしている人ばかりなので、そんな中で障害の苦労話をしても印象に残りません。
NG例2.障害に関する不安ごとを伝えてしまう
企業が障害者を雇うにあたって気になるのは「障害を持っていても働けるのかどうか」です。
一般的に障害者は行動に制限がかかるので、どのレベルの作業まで行えるのか企業としては把握しておきたいです。実際に採用してから働けないと発覚しても手遅れになるので、面接の段階で慎重に見極めてきます。
そのため応募者は障害があっても問題なく働けることを伝えなければいけません。それなのに、不安を増長させるような発言をすると内定は遠のきます。
NG例3.障害のことでウソをつく
障害は一般的なイメージがよくないので、障害者としてはウソをつきたくなることもあるでしょう。しかし、ウソだとバレると印象が悪く、高確率で落とされます。
また、仮にウソをついて内定をもらっても困るのは自分です。実際に働き始めてウソがばれると「面接のときはできると言ったではないか」と非難されます。結果的に会社での居心地が悪くなって、早期退職に追い込まれる可能性もあります。
面接でウソをつくのはリスクが高いので、ありのままを伝えるようにしましょう。
ちなみに障害者が障害のことを隠して就活するのは問題ありません。ただし、障害を隠して就活する場合、内定後に障害関連のサポートを受けづらくなります。その点を考慮して、障害をオープンにするかどうか検討しましょう。
障害者の自己PRを成功させる7つの秘訣
障害者の自己PRを成功させるコツは以下の通りです。
- 自己分析して自分を見つめ直す
- 企業分析で相手の知りたい情報を把握する
- 障害のことを伝える場合はプラスになる方法で伝える
- 自分の強みを具体例付きで話す
- 結論から話す
- 明るい表情を保つ
- 何回も練習する
では7つの秘訣を順番に紹介していきます。
秘訣1.自己分析して自分を見つめ直す
自己PRを書くためには自己分析が必須です。自己分析することで、自分が意識していなかった強みや弱みなどを把握できます。出てきた情報を自己PRに盛り込むことで、自分だけのPR文ができるので差別化も図りやすいです。
自己分析する際は以下の流れで実施しましょう。
- がんばったことやたのしかったことなどテーマをひとつ決める
- 選んだテーマについてシーンを振り返って取り上げる
- シーン一つひとつに対してどんどん掘り下げていく
「なぜ」という疑問を投げかけることで、より深い自己分析ができます。自己PRの作り方に悩む人は、今までの自分史を振り返ることから始めましょう。
秘訣2.企業分析で相手の知りたい情報を把握する
自己PRを成功させるためには、相手のことを知るのも大切です。相手の希望に合わせた内容にすることで採用率は上がります。
まずはその企業がどのような業務を行っていて、自分は何ができるのか考えましょう。自分の考えを担当者に伝えることで、相手もイメージしやすくなって採用率がアップします。
秘訣3.障害のことを伝える場合はプラスになる方法で伝える
自己PRの際に障害のことを伝えたい場合は、マイナスにならないよう工夫することが大切です。障害と聞くとマイナスイメージを抱く人も多いですが、伝え方を工夫するだけでマイナスにはなりません。
たとえば以下のように伝えると、相手に悪い印象を与えることはないでしょう。
「私は○○という障害を持っていますが、この作業に関しては問題なく行えます。ただし、この分野に関しては人の助けが必要となるので配慮していただきたいです。」
「この分野に関しては迷惑をかけるかもしれませんが、私には強みがあるのでその部分を活かして貢献いたします」
上記のように、自分の障害についてできること・できないことを伝えつつ、自分を雇うメリットを伝えられると印象が良いです。
秘訣4.自分の強みを具体例付きで話す
自己PRで強みを伝える際は具体例を用いるのがコツです。具体例があることで説得力が増し、一気に魅力的なアピール文へと仕上がります。
たとえば「~ができます・得意です」というだけでは不十分です。相手からすると何がすごいのか伝わりづらいので、せっかくの経歴が無駄になってしまいます。
一方で「過去に部活動で2年間部長を務めたので人をまとめるのが得意です」と具体例があるとイメージが沸きやすくなります。
具体例があるのとないのとでは説得力が段違いなので、自己PRでは具体例を用いましょう。
秘訣5.結論から話す
完成した自己PRを伝える際は結論から話すのが基本です。結論から話すことで相手が聞き取りやすく、結局何を伝えたいのか一発でわかります。
たとえば以下のような流れで伝えるのがおすすめです。
- 私は○○という長所があります。
- この長所が発揮されたのは高校生の頃です
- 高校生のときはとある問題が発生していました
- そこで私は長所を生かして成果を出すことに成功しました
- そのため御社ではこの長所を活かして貢献していきたいです
結論を最初に述べて、そこから展開することで相手も話を聞きやすくなります。
秘訣6.明るい表情を保つ
面接の際は明るい表情を維持するのが基本です。表情が暗いだけで印象は悪くなるので、笑顔の作り方も事前に練習しておくと良いでしょう。
面接はどうしても緊張するので顔がこわばりがちです。しかし、あわてずゆっくりと話すことを心がけると不自然な表情にならずに済みます。
秘訣7.何回も練習する
自己PRを完ぺきなものにするには、練習を重ねて精度を上げる必要があります。練習すれば本番の緊張感が和らぎ、自己PRの成功率も上がります。
可能であれば人前で練習するのがおすすめです。人前で面接して相手から感想を聞くと上達スピードが上がります。
効果的な自己PR法がわからない障害者は就労移行支援を利用しよう
自己PRは自分ひとりでも作成できますが、中には「自分には何の長所もないと」考えている人もいるでしょう。ひとりで自己PRを作成できない場合は就労移行支援の力を頼るのもおすすめです。
就労移行支援とは、障害を持つ人が一般企業で働くための力を身に付ける場所です。障害と向き合って訓練を積んでいくことで、一般企業で働く力が身に付いていきます。
就労移行支援では主に以下のサポートや訓練を受けられます。
- 障害理解
- 障害による特性の対処法
- 就職対策
- 定着支援
中には自己PRの作成も含まれているので、就活に苦労する障害者にはおすすめの施設です。
発達障害の就労移行支援はディーキャリアがおすすめ
発達障害を持っている場合はディーキャリアを利用するのもおすすめです。ディーキャリアは発達障害者向けにサポートしている就労移行支援事業所で、発達障害を持つ人であればより手厚いサポートを受けられます。
事業所としての特徴は以下の通りです。
- 就職後の職場定着率…93.4%(就職後6か月の数値)
- 就職時の平均給与…19.1万円
- 利用満足度…93.3%(2020/12/~2021/1のアンケートによる)
- 事業所の一室がオフィス環境なので実践を想定した訓練を行える
- 発達障害に特化したノウハウを受けられる
- コミュニケーション能力を向上する訓練がある
- ストレスの対処法を学べる
発達障害者向けのサポートに特化していることから満足度が高く、職場定着率の高さにもつながっています。発達障害を持っていて就活に苦労している人にはぴったりの事業所です。
まとめ
障害者が陥りやすいNGな自己PR例やアピールする際の秘訣を紹介してきました。
障害者はつらい経験をしていることが多いので、自己PRの際に伝えがちですが、体験談だけだと企業としては満足できません。
自己PRを伝える際は企業のメリットになることを意識することが大切です。雇う価値があると自己PRから伝われば、採用の道は一気に近づきます。
ひとりで自己PRを考えられない場合は、就労移行支援に頼るのもひとつの手段です。就労移行支援であれば、障害の理解を深めたり面接の練習に付き合ってくれたりします。二人三脚になってサポートしてくれるので非常に心強いです。
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