リワークセンターは、うつ病などの精神面に不安を抱えた方を対象に、社会復帰のサポートをしてくれる就労移行支援所です。
「仕事が長続きしない」「精神面に不安がある」ということから、就職活動に消極的になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、リワークセンターの評判や口コミとともに、サービス内容について詳しくご紹介していきます!
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→「大阪にある就労移行支援事業所のおすすめは?選び方や府内の一覧を紹介!」
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就労移行支援・リワークセンターってどんなところ?
リワークセンターは、東京・神奈川・大阪・広島に8センターを構える就労移行支援所です。利用者の80%がうつ病などの精神疾患の方ですが、発達障害・知的障害・身体障害・難病の方も利用することができます。
それでは、リワークセンターの会社概要や、実績についても詳しくみていきましょう。
リワーク支援専門機関
名称 | 株式会社Rodina |
所在地 | 本社
〒732-0824 広島県広島市南区的場町1-4-8 的場KK館3F 大阪支社 〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1-20-14 東口ステーションビル8F |
代表者 | 山田 康輔 |
電話番号 | 本社
082-569-9311 大阪支社 06-6327-2255 |
設立年月日 | 2017年7月3日 |
URL | https://www.rodina.co.jp/service/program/ |
事業所数 | 8 |
対応地域 | 東京・神奈川・大阪・広島 |
リワークセンターでは、精神保健福祉士や公認心理師の有資格者等を配置した、民間の復職・再就職の専門機関です。
メンタル面での休職からの退職は42.3%という調査結果から、失敗や挫折から立ち直る力を高められるような支援を目指しています。
リワーク支援の実績
復職者 | 再就職 | 定着率 | |
2018年度 | 35名 | 16名 | 95% |
2019年度 | 70名 | 33名 | 95% |
参照:https://www.rodina.co.jp/company/about/
2017年に設立したことからデータ数は少ないですが、復職・再就職後の定着率が高いといいう点から、個々に合ったサポートや就職案内がなされているように感じます。
20代から60代の幅広い年齢層の方が復職・再就職されているので、年齢で諦めることなく、就労移行支援のサポートを利用してリスタートしてみてはいかがでしょうか。
ほかの就労移行支援事業所との比較
ほかの就労事業所と比較して、リワークセンターがどういった事業所なのかを見てみましょう。
事業所 | 定着率 | 事業所数 | 就労実績 |
リワークセンター | 95% | 8 | 103件(2019年度) |
ディーキャリア | 97.2% | 50 | 未公開 |
ウェルビー | 90.1% | 73 | 838件(2019年度) |
リタリコワークス | 89.7% | 83 | 8,000人以上(累計) |
他と比べると実績データや利用人数が少ないので、定着率も他と比べて高くなっています。
しかし、2019年度に103名の方が復職・再就職され、95%の定着率ということなので、高実績ではないでしょうか。
詳しくは「就労定着支援の定着率について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
就労移行支援・リワークセンターの特徴
リワークセンターは、「自分の家族や大切な人に使ってほしい」と思えるサービスの提供を大切にしています。
そんなリワークセンターには、どのような特徴があるのかを確認していきましょう。
特徴1.専門資格を保有したスタッフによるメンタルサポート
うつ病などの精神面に不安を抱えた方を専門としていることから、精神保健福祉士や公認心理師の有資格者等を配置。
また、精神面で休職した方の47.1%が5年以内に再発・再休職しやすいという点から、就労の前段階に必要となる『生活リズムの安定』、栄養や服薬管理といった『生活の基盤』をベースとしたサービスが提供されています。
再就職・復職に向けた利用者の生活支援を行いながら、メンタルのサポートにも取り組んでいます。
特徴2.個々のメンタルに合わせたプログラムが選べる
リワークセンターでは『復職コース』と『再就職コース』の2つのコースが用意されています。目的に合わせたコースを選ぶことができるので、それに向かってスキルを高めていくことが可能となります。
具体的な復職コースと再就職コースの違いは以下の通りです。
復職コース | フルタイムで勤務できるよう、生活リズム・ストレス対処・対人スキル・働き方の見直しを行う。また希望者には、企業や主治医に定期的に報告し、段階的な慣らし勤務や配置転換なども検討。 |
再就職コース | スキル向上のプログラムだけでなく、ストレス対処・コミュニケーションプログラムなども行う。再就職後を意識した規則正しい生活と、週5日40時間働くことのできる状態を段階的に目指す。 |
その中でも、自分のメンタルの状態に合わせた『個別プログラム』『集団プログラム』から選ぶことができるので、「他人と合うのが不安」という方でも安心ですね。
各プログラムの内容は以下の通りです。
個別プログラム
マイクロソフト オフィス | Word、Excel、PowerPointに関する資格・検定問題 |
タイピング | タイピングのスピード・正確性の向上 |
再就職サポート | 履歴書、職務経歴書作成、面接対策、HWへの同行 |
模擬業務 | 電話や接客対応、在庫・備品管理、事務業務など |
集団プログラム
コミュニケーションスキル | ソーシャルスキルトレーニング、プレゼンテーションスキル、対人関係の問題解決スキル |
ストレスマネジメント | 認知行動療法、ストレスコーピング、アンガーマネジメント、リラクセーション、疾病理解 |
ビジネススキル | ビジネスマナー(名刺交換、接遇、敬語の用い方、電話応対)、キャリアデザイン、セルフマネジメントメソッド |
特徴3.復職・再就職後もしっかりサポート
復職・再就職が叶っても、やはりその後が不安だという方も多いかと思います。そこでリワークセンターでは、復職・再就職後までしっかりとサポート。
- 復職では、企業や主治医と勤務日数や時間を調整し、慣らし勤務が開始します。週5日40時間働くことができるように、定期的な面談・慣らし勤務中の状態把握を行い、安定した就労継続ができるように取り組まれています。
就労移行支援・リワークセンターのメリット・デメリットは?
次に、リワークセンターのメリット・デメリットについても確認しておきましょう。
メリット1.e-ラーニングで多彩なプログラムを学べる
インターネットを利用したe-ラーニングでは、400コース以上から学ぶことができ、「新入社員」「中堅社員」「管理職」「経営者層」といった、目的に合ったプログラムを選ぶことができます。
自宅でも利用することができるので、体調不良で通所できない方や遠方の方でも学習が可能です。
その他にも電子書籍が読み放題なので、社会復帰の手助けとなる、集中力、注意力の向上・興味の幅を広げることが期待できます。
メリット2.セミパーソナルトレーニングを無料で利用できる
リワークセンターでは、セミパーソナルトレーニングを火曜日から土曜日の11:00~17:00に利用することができます。
マンツーマン指導ではありませんが、必ずトレーナーがサポートしてくれるので、初心者の方でも安心して利用することができます。
運動が社会復帰に繋がるの?と思う方もいるかと思いますが、運動習慣を身につけることは、生活リズムを整える・精神衛生に良い効果を与えてくれます。
うつ病では、運動療法の効果が抗うつ剤とほぼ同等という研究結果もあるので、社会復帰に向けて運動習慣も身につけてほしいと思います。
参考資料:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17846259/
デメリット1.発達障害等の支援についてはサポート不足
リワークセンターの利用者の80%が、精神疾患を抱えている方です。発達障害・知的障害・身体障害・難病の方も利用することができるとのことですが、サポートの体制が精神疾患に偏っている印象です。
うつ病患者の中には、発達障害があることに気づかないまま、生きづらさを感じている場合があります。『社会にうまく溶け込めない』『コミュニケーションがうまくとれない』と感じている人は、ディーキャリアのような発達障害に特化した就労移行支援事業がおすすめ。
ディーキャリアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
→【最新情報】ディーキャリアの評判・口コミまとめ【発達障害特化】
デメリット2.事業所が少ない
リワークセンターは、関東エリアに2箇所・大阪エリアに3箇所・広島エリアに3箇所のみ。「働きたい」という利用者が通いにくいというのは、大きなデメリットになります。
- 就労移行支援所では、フルタイムで働けるように継続して通所することが大切です。お住まいの地域から、通い続けることができる事務所を探してみてください。
大阪で就労移行支援事業所をお探しの方向けにおすすめの事業所一覧を作成しています!合わせてチェックしてみてください!
→「大阪にある就労移行支援事業所のおすすめは?選び方や府内の一覧を紹介!」
\おすすめ事業所一覧はこちら/
就労移行支援・リワークセンターの事業所一覧
リワークセンターの事業所一覧は以下の通りです。
東京
リワークセンター 日本橋
神奈川
リワークセンター新横浜
大阪
- リワークセンター本町
- リワークセンター天王寺
- リワークセンター新大阪
広島
- リワークセンター広島駅
- リワークセンター横川
- リワークセンター大手町
家から近い・通いやすいという点を考慮して、選んでみてくださいね。
就労移行支援・リワークセンターの口コミ・評判
良い口コミ
「通所しているリワークセンターのプログラムでメンバーから、沢山褒めてもらった。褒めるって、元気パワーの生産と交換なんだなと思った。」
→大人になると『褒められる』という機会が少なくなります。このような機会が設けられているのは嬉しいですね!
悪い口コミ
「リワークセンターのスタッフさんに「転職と復職ならどっちですか?」って聞かれるけど、 『そんなんそれぞれの条件次第やん…』って辛くなった。」
→初めに質問されることは仕方ありませんが、個々の状況に合わせた対応をしてもらえるとありがたいですね…。
よくある質問
Q.リワークセンターの利用者はどのような人が多いの?
利用者の80%が精神疾患の方ですが、発達障害・知的障害・身体障害・難病の方も利用することができます。
Q.利用料金はどれくらい?
前年度の所得に応じて、以下の4区分の負担上限月額が設定されています。
前年度の世帯収入 | 自己負担上限額 |
生活保護 | 0円 |
300万円以下 | 0円 |
300万円以上600万円以下 | 月額9,300円 |
600万円以上 | 月額37,200円 |
Q.最大利用期間はどれくらい?
最大24ヵ月の利用が可能です。
詳しくは「就労移行支援の期間について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
リワークセンターは、メンタルサポートに力を入れた就労移行支援所です。精神疾患の中でも、発達障害などが隠れていない方に向いているかと思います。
ただし、発達障害による精神疾患の可能性がある場合は、発達障害に特化した就労移行支援所がおすすめです。
発達障害は自分でも気づかない場合があるので、以下のような悩みを抱えている人は、ディーキャリアのような専門の支援を受けられる就労移行支援所を探してみてください。
- 部屋が片付かない
- 空気が読めない
- コミュニケーションが苦手
- こだわりが強い
- 忘れ物や物を無くすことが多い
- 同じミスをくり返す
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