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【就労移行支援を選ぶポイント】見落としがちな定着率もチェックしよう

こんにちは!大阪の就労移行支援事業所で約5年間働いたナカムラです!今回は、就労移行支援を選ぶポイントやその定着率について説明します

障がい者の方で就労移行支援事業所を利用したいと考えている方は多いと思います。

 

就労移行支援事業所は、何を基準に選びたいですか?「自宅から近い」や「自分の習いたいカリキュラムがある」など、選ぶ基準は人それぞれだと思います。

 

それよりも、もっと大切なのが定着率。就労移行支援事業所の利用を考えている方は、少ながらず就職したいという意欲を持っています。そのカギとなるのが定着率です。

 

意外と見落としがちな定着率はなぜ大切なのか、その理由を詳しく説明します。就労移行支援事業所を選ぶポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

詳しくは「就労移行支援の選び方について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

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また、公式LINEでは就労移行支援に関する情報もお届けしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

 

就労移行支援とはどんな制度?

定着率の話の前に、就労移行支援について軽く説明します。

 

就労移行支援とは、障害や難病を抱えている方が一般企業へ就職するためのサポートする制度。そのサービスを担っているのが就労移行支援事業所です。

 

就労移行支援事業所は、就職するために必要となるスキルやビジネスマナーを身に付ける場として提供されています。よって、通所しても基本的に工賃は発生しません。

 

対象年齢は18~65歳未満で、期間は原則2年間と決まっています。

 

「就労移行支援の期間について」詳しく知りたい方は記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

就労移行支援事業所のいいところは、事業所の数が多いこと。全国に約3,400事業所もあるので、自分の地域に近い場所でも見つけやすいです。

 

就労移行支援で提供されているカリキュラムは、事業所によってさまざま。総合的なスキルを学びたい方には総合型の事業所、専門分野を学びたい方には専門的なカリキュラムを組んでいる事業所が選べます。

 

また、障がい者や難病の方に安心なのが、就労移行支援は医療やほかの福祉施設と併用して利用できます。実際に多くの方が通いながら利用しているのも、就労移行支援の特徴です。

 

下記に就労移行支援制度の特徴を、わかりやすく表にまとめてみましたので、一度目を通してみてください。

就労支援制度 就職するために必要なスキルを身に付ける
利用期間 原則2年間
対象年齢 18~65歳
訓練内容 ・ビジネスマナーや就労で必要なスキルを学ぶ
・専門型では、さらに専門分野に特化した訓練がある
医療や福祉施設との併用 可能
工賃 原則発生しない
交通費 一部の事業所では支給あり

就労移行支援を選ぶとき定着率の確認を怠らない!その理由とは

就労移行支援を利用したと考えているなら、事業所が発表している定着率の確認は必須!

「就職したい」
「同じ企業で長く働きたい」

 

という気持ちがあるなら、なおさら外せないチェック項目です。

 

就労移行支援事業所は、就職するまでの訓練からサポートもしますが、就職後もサポートしてくれる体制を取っています。そのため、利用後のことも気にしながら選ぶといいと思います。

 

定着率が大切と説明しましたが、あまり聞き慣れない言葉ですよね?

  • 定着率とは何の数値なのか
  • 就職率とは何が違うのか
  • なぜ定着率が大切なのか
  • 定着率を公表していない事業所

について、それぞれ詳しく説明します。この記事を読めば、定着率の謎と大切さがわかりますよ。

定着率とは何をあらわした数値?

就労移行支援事業所が示している定着率とは、簡単にいえば「就職後も継続して働いているかどうか」を示している数値です。

一定期間、同じ企業に続けて働いている場合の数値なので、高ければ高いほど優秀な事業所といわれています。

 

定着率の定義は、事業所によってまちまちで継続就労期間は決まっていません。3ヵ月で数値を出しているところもあれば半年を目安に出しているところもあります。

 

そのため定着率の数値だけを鵜呑みにはできませんが、判断材料としては1年以上の毎年、もしくは毎月のデータを参考にするといいでしょう。

 

詳しくは「就労定着支援の定着率について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

就職率とはどう違う?

では就職率は何の数値でしょう。

 

就職率は、単純に就職した人の割合を出した数値です。簡単にいうと、就職してすぐ退職した人も就職率の割合。就職さえしていれば該当する数値なんです。そのため、就職率だけで判断するのは考えもの。

 

就労移行支援を利用している方は、就職がゴールではないと思います。「働きたい」という意欲があるので、就職してからも長く働きたいと思っているはずです。

 

そのため、就職率と定着率を両方確認することはとても大切事業所の中には、就職率と定着率を一緒にし「就職率」と提示しているところもあります。これは数値上の見栄えを良くしていることも考えられます。

 

事業所を探すときは、2つの数値はわけて考えながら選ぶようにしてください。



補足ですが、なかには就職率の悪い事業所もあります。これは事業所だけの問題ではありません。よくある理由として、利用者の遅刻や休みが多すぎること。

 

やはりきちんと通所している利用者の方が、企業にも紹介しやすいですよね。

 

しかし、優秀な事業所ではそのような利用者にも通いやすい環境を与えています。無理なく通えるよう回数を減らしてみたり、レクリエーションやイベントで楽しい環境を提供していたり。



利用者に寄り添った事業者は、休みがちな方もだんだんと休まず通うようになっています。就職率は、就職したことだけに焦点を当てるのではなく、今までの事業所のあり方も見える数値だと思います。

定着率が大切な理由とは?

定着率と就職率の違いがわかると、定着率の大切さが見えてきたと思います。定着率が大切なのは、就労移行支援制度を利用した方が、どれだけ満足して働き続けているかわかる数値だからです。

 

就職率のところでも説明しましたが「すぐ退職した人」も含まれた数値。すぐ退職するということは、満足いく仕事ではなかったということですよね。



このように就職率はもちろん、定着率が高いほど人気なので、事業所にも人が集まりやすいんです。
定着率が浮き沈みが激しいところは、何か問題あるのかもしれないと気付きます。一定の数値をまんべんなく出している事業所をポイントに探してみるのもいいですね。

 

そのためにも、長期間の定着率をチェックするのは重要ですよ。

定着率を公表していない事業所は?

就労移行支援事業所のホームページを見ていると、就職率や定着率を公表していないところもあります。もしくは就職率だけを提示しているところなど。

 

やはり実績に自信のある事業所は、定着率の数値を公表しているところがほとんどです。

 

なぜ公表していないのでしょう?一概にはいえませんが、もしかしたら定着率があまり良くないのかもしれません。数値は何よりもの判断材料なので、よくない数値だと利用者は集まりにくいです。

 

もし事業所が魅力的だと感じたら、実際に見学に足を運んでみてはどうでしょう。見学に行けば、スタッフの方と話する場もあるので数値を確認できるかもしれません。

 

また事業所やスタッフの雰囲気も知れるので、一石二鳥だと思います。

 

詳しくは「就労移行支援の見学について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

就労移行支援を選ぶポイント

では、就労移行支援事業所を選ぶときのポイントを説明します。

 

人それぞれ条件は違いますが、つぎの4つは必ず確認してください。

  • カリキュラム内容が自分に合っているか
  • 事業所やスタッフの雰囲気、および利用者の雰囲気は自分に合うか
  • 事業所の就職率や定着率、またその数値は公開しているかどうか
  • 事業所まで無理なく通えるか

就労移行支援事業所は、長い方だと2年通うことになります。長い目で見ると4つのポイントは外せません。

 

なぜ、この4つのポイントが重要なのか、順を追って説明します。

カリキュラム内容が自分に合っているか

就労移行支援制度の部分でも説明しましたが、カリキュラム内容は事業所によってさまざまです。



同じ総合型であっても事業所の特色が違うため、中には自分に合わないカリキュラムが組み込まれていることもあります。就労移行支援が無駄だと感じた方には、カリキュラムが合っていなかったという声も上がっているほど。

 

事業所を選ぶ前に、自分がどのような企業や職種に就きたいのか一度考えてみるのも大切です。そこから、自分の足りないスキルを補うためには、どんな事業所を選んだらいいのかも見えてきます。

 

最近ではIT関係の就職が人気を集めています。将来、IT関係の職種に就きたいと考えているなら、専門型に絞って探してみるのもいいでしょう。



いずれにしても、ホームページやパンフレットで公開されている内容だけでは把握できません。気になる事業所があれば、どんどん見学や体験を経験してみるのがおすすめ。



実際に目で見てみると、苦手だと感じていたカリキュラムでも自分にはできるかもと思うこともあります。足を運んでスタッフの方に話を聞いてみるのもいいでしょう。

事業所やスタッフの雰囲気および利用者の雰囲気は自分に合うか

事業所やスタッフとの距離間、利用者の雰囲気も利用するためには重要なポイントです。



例えば、学校を想定してみてください。自分の好きな雰囲気、気の合う仲間がいると学校に行くのも楽しくなりますよね。反対に自分とは合わない雰囲気だと感じれば、学校へ行きたくなくなります。



これは就労移行支援事業所でも同じこと。原則2年間と人によっては長く利用するので、事業所の雰囲気選びは長く通えるかどうかの判断にもなります。またスタッフや利用者との相性も大切ですよね。



やはり雰囲気を感じるのは、実際に目で確かめて見るしかありません。ホームページや口コミだけで判断するのは気をつけてください。



自分に合うかどうかは自分にしかわかりません。見学や体験で、事業所がどんな雰囲気なのか実際に肌で感じてみましょう。

 

事業所の就職率や定着率(公開しているか否か)

つぎは、実際の数値を目で確認することです。その判断材料となるのが、各事業所の就職率や定着率。先ほどの説明でも、定着率がいかに大切かを説明しました。



じつは、就職率や定着率を見落としてしまう方が多いのが現実です。気になっている事業所はどれだけの就職率を保っているのかホームページで確認してみましょう。その上で、定着率もしっかりチェックしてください。



この2つの数値は、事業所を利用した方がきちんと就職できているか、また長く勤めているかの大事な数値です。



また就職率や定着率を見るポイントとして、ホームページで公開しているかどうかも判断材料になります。数値を公開している事業所は比較的安心といえます。

 

逆に公開していない事業所は、公開できない理由があるのかもしれません。

たとえば

  • 他事業所よりも就職率や定着率が著しくない
  • そもそも数値がよくない

などが考えらえます。

 

一概にはいえませんが、やはり数値を公開している方が利用者にとっても安心です。もしかしたら、単に公開していないだけで見学や体験に行けば数値を教えてくれるかもしれません。やはりここでも、見学や体験は大切ということがわかりますよね。

事業所まで無理なく通えるか

最後は、行きたいと思う事業所まで通いやすいかどうかです。事業所まで通うことも、立派なカリキュラムの一部としているところがあります。



そのため、事業所までの距離や最寄り駅など、入所する前に確認しておいた方がいいでしょう。ただし気をつけたいのが、距離だけで決めないことです。

 

自宅から近いことは確かに通いやすいです。しかし、実際に就職したときのことを想定してみましょう。就職したら、企業が自宅から近いとは限りません。もしかしたら、通勤時間がかかるかもしれません。



このように、将来のことも想定しながら通所することも大切です。とはいえ、何度も乗り継ぎが必要だったり、最寄り駅から遠かったりすると通所するだけで疲れてしまいますよね。

 

いざ入所して失敗したということがないよう、予行練習で実際に事業所まで通ってみるのもいいでしょう。

 

そのためにも、見学や体験を利用するのもありです。見学や体験は、あらかじめ開始時間が決まっているので、その時間に合わせて行けるかどうかもチェックしてみてください。

 

詳しくは「就労移行支援の選び方について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

まとめ

就労移行支援の事業所選びに、どれだけ定着率が大切かわかってもらえたでしょうか?



全国にもたくさんの事業所があるため、自分に合った事業所を選ぶのは大変かもしれません。とくに都市部だと事業所の数も多いのでなおさらですよね。

 

そんなときは4つのポイントを思い出して、事業所をふるいにかけてみるのもいいでしょう。気になる事業所はいくつもピックアップしておいてください。

 

4つのポイントに絞ったら実際に見学や体験を経験し、自分に合う事業所か判断してみましょう。万が一、定着率が公開されていない事業所なら、見学のときに忘れずに確認してみてくださいね。

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