
ASDを持っている人は仕事が辛い、続かないと悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ASDを含む障害者の方は自分の適性を知ったうえで就職活動をしないと、長期的に仕事を続けるのは難しいです。
そこでASDの特徴からどんな仕事が向いてない・向いてるのか紹介していきます。ASDを持つ人が仕事探しをする方法も紹介しているので参考にしてください。
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ASDを持つ人の特徴
ASDとは自閉症スペクトラム障害のことで、一般的に社会的コミュニケーションの障害が生じます。アスペルガー症候群や自閉症もASDの一種です。
ASDを持っている人は以下の特徴があります。
- 他人と関係を持つのが苦手
- コミュニケーションが苦手
- 自分の考えにこだわる
このように主に対人関係のスキルが得意ではありません。逆に言えば対人関係を克服できると、健常者と同様にバリバリ仕事ができる人も多いです。
ではASDの人が一般的に持つ3つの特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴1.他人と関係を持つのが苦手
ASDの人は対人関係を築くのが苦手で、例えば以下の特徴があります。
- 人と目を合わせられない
- 上下関係を意識できない
- 他の人と足並みをそろえられない
- 自分のことを優先してしまう
- 人との距離感が分からな
このような特徴から対人関係を上手に築けません。会社は仕事をするのと同じくらい対人関係を築くことが大切です。
ASDの人は人との距離感がうまくつかめないので、精神的に辛くなって、結果として精神的に辛くなって退職する方が多いです。
特徴2.コミュニケーションが苦手
ASDの人は会話や身振りから相手が何を考えているのか、読み取るのが苦手な傾向があります。会話をしてもうまく会話がかみ合わず、まともに会話できないケースも多いです。
ASDの人は例えばコミュニケーションにおいて以下の特徴があります。
- 相手の言葉をそのまま繰り返す
- 質問を理解できないことがある
- 冗談を真に受ける
- 雑談の時に何を話せばよいか分からずに黙る
このようにASDを持つ人は、健常者と比べるとコミュニケーションスキルが劣ります。
特徴3.自分の考えにこだわってしまう
ASDの人の中には自分の考えに強いこだわりがあって、他の人の考えを受け入れられないこともあります。例えばこだわりが強いASDの方の特徴は以下の通りです。
- 相手の表情から気持ちを理解できない
- 急に予定が変わるとパニックになる
- 会社のルールより自分のルールを優先する
- 仕事などの作業をする時に順序をこだわる
このように強いこだわりを持っていて、それが原因で会社のルールを守らないことも多いです。逆に、行動が完全にパターン化しているとASDの人でも健常者と同様にバリバリ仕事ができます。
また、自分の考えを持っているとさまざまな場面にも対応できません。そのためマルチタスクが苦手という特徴もあります。
ASDを持つ人が向いてない仕事の特徴とは
ASDを持つ人は、一般的に仕事をするうえで以下のようなことが苦手とされます。
- グループワークが必要とされる仕事
- コミュニケーションがメインの仕事
- 柔軟性が求められる仕事
ASDを持つ人は一般的にこのような仕事が向いてません。ただ、ASDを持つ人でも対人関係を克服している人は別です。その場合は上記の仕事でも問題なく仕事ができるでしょう。
ではASDの人が一般的にどういった仕事が向いてないのか具体的に紹介していきます。
グループワークが必要とされる仕事
ASDを持つ人はコミュニケーションや対人関係を築くのが苦手なので、以下のようなグループワークが必要とされる仕事は向いてません。
- チーム制の工場
- 建設の現場監督
- 事務職
障害者の方は事務職に就く人もいますが、事務職はマルチタスク能力が必要とされます。
来客や仕事の連絡などのコミュニケーションやパソコンの作業もあるので大変です。そのためASDの人には向いていません。
コミュニケーションがメインの仕事
ASDを持つ人はコミュニケーションが苦手なので、主に会話スキルが必要とされる仕事は向いていません。
- 営業
- 窓口
- 接客業
- コールセンター
- 公務員
これらの仕事はすべてコミュニケーションが必要です。コミュニケーションに自信がない方は、仕事選びの際に除外しておいた方が良いでしょう。
柔軟性が求められる仕事
ASDを持つ人はマルチタスクが苦手なことが多いので、柔軟性が求められる仕事は向いてません。
- レジ係
- ウェイター
- 料理人
これらの仕事は、場面が次々と変わっていきます。例えばレジを打っていると、突然話しかけられることもあれば、値札が付いてないなどのトラブルを対処する能力が必要です。
このようにASDの人に向いてない仕事はいくつかありますが、仕事内容が完全にマニュアル化されていると問題なく働けます。
例えばコールセンターはマニュアル化されているのでASDの人でも働ける人が多いです。紹介した仕事が一概に向いてないというわけではないので、好きな仕事の場合は挑戦してみるのも良いでしょう。
ASDを持つ人が向いてる仕事の特徴
ASDを持つ人は一般的に以下の仕事が向いてます。
- 基本的に一人で作業できる仕事
- 芸術関係
- 興味のある仕事
これらの特徴がある仕事はASDの人に向いていますが、これも一般的なものです。人によっては合わないこともあるので、自分の特性をしっかりと理解しましょう。
ではASDの人が一般的に向いてる仕事を具体的に紹介します。
基本的に一人で作業できる仕事
ASDを持つ人はコミュニケーションが苦手ですが、一人でコツコツとする仕事が得意です。例えば以下の仕事は向いてるでしょう。
- WEBライター
- デザイナー
- プログラミング
- ライン制の工場
これらの仕事は基本的に一人で作業ができて、誰かと話す機会もほとんどありません。ASDの人でもストレスなく働けるでしょう。
芸術関係
ASDを持つ人は強いこだわりを持っている傾向があるので、独特な想像力や感性を発揮することがあります。そのため芸術関係の仕事がおすすめです。
- WEBデザイナー
- カメラマン
- イラストレーター
これらの仕事なら基本的に会話も発生しません。芸術系のスキルを持っているASDの方は挑戦してみるのも良いでしょう。
興味のある仕事
ASDを持つ人でも関心のある分野なら高い集中力を発揮できます。中には健常者以上の集中力を発揮することもあるので、仕事で成功を収められるかもしれません。
そのため、一般的にASDの人が向いてない仕事でも興味のある仕事なら挑む価値があります。
このようにASDの特徴から向いてる仕事と向いてない仕事がありますが、これはあくまで一般的なものです。同じASDでも例えばコミュニケーションスキルがある人もいます。
人によって特徴が異なるので、自分の特徴を正確に把握することが仕事を選ぶ際には大切です。ASDの特徴をしっかりと把握していないという人は就労移行支援を利用しましょう。
ASDを持つ人は就労移行支援の利用がおすすめ
就労移行支援では仕事探しに当たって、以下のサポートを受けられます。
- 自分の障害について理解を深められる
- 訓練で体力や集中力を向上させられる
- コミュニケーションスキルを向上できる
- 職業体験で実際に会社で働ける
- 就労後のサポートも受けられる
このように就労移行支援ではASDなどの障害について理解を深められるだけでなく、その対処法についても学ぶことができます。
ただ、事業所によっては適切な支援を受けられないこともあります。そのため、信頼できる事業所選びが大切です。
信頼できる事業所選びのポイントとは
信頼できる事業所を選ぶためにも以下のポイントを押さえておきましょう。
- 面接対策をメインにしている
- 大手企業とのつながりがあるか
- 定着率・就職実績が高いか
- 自分の障害に合っているか
- 自分の目的に合ったプログラムを行っているか
上記のポイントを押さえておくと失敗しにくいです。逆に以下のような特徴がある事業所は信頼できない可能性が高いので気を付けましょう。
- 訓練のプログラム内容が資格取得ばかり
- 軽作業の訓練が多い
- こちらの希望をくみ取ってくれない
このように事業所選びには押さえておくべきポイントがあります。ただ、いつまでもネットやホームページで探し続けても、正しい情報を掴み取るのは簡単ではありません。
そのため、気になる事業所をある程度絞ったら無料体験を受けるのがおすすめです。
就労移行支援では無料で面談や訓練の体験ができます。無料体験を通して、どんな訓練をしているのか、就労実績や就職率を聞くと良いでしょう。
事業所選びで失敗ためにも無料体験が大切ですが、事業所を比較するのも大変です。事業所選ぶ時間をかけた良くないというASDの方には、発達障害に特化している「ディーキャリア」がおすすめです。
ディーキャリアについて知りたい方はこちら
【最新情報】ディーキャリアの評判・口コミまとめ【発達障害特化】
発達障害に特化しているディーキャリアの特徴
就労移行支援のディーキャリアには以下の特徴があります。
- 就職後の定着率(1年間)が93.4%
- 就職時の平均給料が19.1万円
- 発達障害の中でもASDを持っている人の利用者が多い
- オフィス環境でのトレーニングができる
- 自分の苦手な分野に向き合うことでセルフケアなどの対策が分かる
- コミュニケーション能力の向上やITスキルの習得などプログラムが豊富
このようにディーキャリアは実績と信頼があります。特に利用者がASDを持っている場合が多いです。そのため、ASDへの対応力は高いと言えます。
ASDを持っているけど自分の特性が理解できていない、就職に苦労している方はディーキャリアの無料見学会を受けてみるのも良いでしょう。
無料見学会はホームページにある問い合わせフォームか電話から手続きできます。
詳しくは「就労移行支援の見学について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
ASDを持っている人は一般的に以下の特徴があります。
- 他人と関係を持つのが苦手
- コミュニケーションが苦手
- 自分の考えにこだわる
この特徴から以下の仕事が向いてる・向いてません。
向いてる仕事
- 一人で作業を進められる仕事(プログラミング、ライン性の工場など)
- 芸術関係(WEBデザイナー、カメラマンなど)
- 自分が興味のある仕事
向いてない仕事
- グループワークが必要とされる仕事(建設の現場監督、事務職など)
- コミュニケーションがメインの仕事(営業、接客業など)
- 柔軟性が求められる仕事(レジ係、ウェイターなど)
ただこれはあくまで一般的な内容です。人によって症状が異なるので、自分が持つASDがどのような症状があるか理解する必要があります。
自分の障害の特徴を正確に把握していない方は就労移行支援がおすすめです。就労移行支援を利用すれば自分の特性を知れて、その対処法や職業体験など受けられます。
中でもディーキャリアは発達障害に特化していて、就職後の定着率(1年間)が93.4%と実績もあるのでASDを持っている人におすすめです。
障害を持っている人の就職を支えてくれる就労移行支援ですが、自分が行動しない限り状況は良くなりません。就労移行支援では障害を持つ人が一般企業への就職をサポートしてくれるだけです。
通っているだけで就職できるわけではありません。まずは失敗しても良いから行動するという精神を身に付けましょう。
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