就労移行支援を利用する場合、自分に合う事業所を選ぶことがとても重要です。
しかし、就労移行支援事業所は全国に約3,500カ所もあり、その数は、大阪だけでも325カ所に上ります。それだけ数があると、自分に合う事業を探すのも大変ですよね。
さらに、新設事業所に関しては、オープンしたことを知らなければ検討することもできません。今回ご紹介するリワークセンターwingsは、比較的新しい事業所です。
リワークセンターwingsがどのような事業所なのか、特徴やメリット・デメリットを紹介しますので、事業所選びの参考にしてください。
大阪で就労移行支援事業所をお探しの方向けにおすすめの事業所一覧を作成しています！合わせてチェックしてみてください！
→「大阪にある就労移行支援事業所のおすすめは？選び方や府内の一覧を紹介！」
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本サイトでは、そのほかの事業所もまとめています。また、公式LINEでは就労移行支援に関する情報もお届けしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね！
就労移行支援リワークセンターwingsについて
リワークセンターwingsは、2019年11月1日にオープンした事業所です。運営会社である株式会社絆ホールディングスは、児童発達支援・就労支援・相談支援などのさまざまな施設を運営しています。
リワークセンターwingsの概要は以下のとおりです。
| 事業所名 | リワークセンターwings（ウィングス） |
| 所在地 | 大阪府大阪市内本町1丁目2-8 TSKビル 1003号室 |
| 電話番号 | 06-6335-9088 |
| URL | https://reworkcenter-wings.com/ |
| 利用者定員 | 20名 |
| 運営会社 | 株式会社絆ホールディングス |
| 運営会社事業内容 |
|
リワークセンターwingsは新設事業所のため、まだ就労実績や定着率などのデータがありません。
しかし、実際に事業所を検討する際には、実績で比較することも大切です。特に、就職後に働き続けている人の割合を示す定着率は、事業所選びで重視したいポイント。
なぜ、定着率を重視したいかというと、事業所で効果のある訓練ができたかの指標にできるからです。
一部事業所が公開している定着率を比較すると、ディーキャリアが頭一つ抜き出ていました。
- ディーキャリア：97.2%
- ウェルビー：90.1％
- LITALICO：89.7％
定着率についても、事業所選びの検討材料にしてみてください。
詳しくは「就労定着支援の定着率について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
就労移行支援リワークセンターwingsの特徴
続いて、リワークセンターwingsの特徴を3点お伝えします。自分の求めている条件と事業所の特徴が合致するかどうか、チェックしてみましょう。
特徴１.児童発達支援を複数手がけるきずなグループが運営
リワークセンターwingsを運営する株式会社絆ホールディングスは、10以上の児童発達支援事業所を運営しています。
小学生から通えるフリースクールや放課後等デイサービスも運営しており、きずなグループとして障害がある人の自立を未就学児の頃からサポートしてきました。
就労を目指すリワークセンターwingsでは、保育士養成講座といった子供に関するカリキュラムが提供されています。
さらに、児童員就労コースも新たに開設されました。児童発達支援に関わってきたきずなグループだからこそ提供できるコースだといえるでしょう。
特徴２.幅広い専門分野が選べるカリキュラム
リワークセンターwingsでは、幅広い専門分野を学べる以下のカリキュラムが用意されています。
- 今回の目次カスタマイズ内容グラフィックデザイナー育成講座
- プログラミング育成講座
- 保育士養成講座
- 医療事務・介護事務養成講座
プログラミングやデザインといったIT・Web系に特化した事業所は数多くあります。しかし、加えて保育士養成や医療事務・介護事務養成といったカリキュラムが用意されているのはなかなか珍しいパターンです。
もちろん、専門分野のカリキュラムだけでなく、就職に役立つ基本的な以下の講座も用意されています。
- 一般事務養成講座
- 就活準備講座
ほかにはない特徴的なカリキュラムが選べるのも、リワークセンターwingsの大きな魅力です。
特徴３.オープンしたてのきれいな事業所
オープンしたばかりのきれいな事業所は過ごしやすく、通うのが楽しみになるでしょう。
リワークセンターwingsはビルの10階に入っています。そのため、周りに光を遮る建物がなく、大きな窓から差し込む日差しで、部屋は明るく開放的な雰囲気です。
そして、用途に合わせた3つのブースが用意されています。
- 面談相談ブース
- 講座ブース
- 自習スペース
就労移行支援事業所では、サポートの方向性を決めるためにも、事業所スタッフとの面談が欠かせません。面談相談ブースは個室でプライバシーに配慮されているため、安心して面談や相談ができるでしょう。
就労移行支援リワークセンターwingsのメリット・デメリット
次に、リワークセンターwingsのメリットとデメリットを見ていきましょう。メリットと感じるかデメリットと感じるかは人によって違いますので、自分がどう思うかを基準に考えてみてくださいね。
メリット１．100%就労可能な児童員就労コース
新たに新設された児童員就労コースは、児童発達支援施設や放課後等デイサービスで指導員としての就労を目指すコースです。
特徴としてお伝えしたとおり、リワークセンターwingsの運営会社は、10以上の児童発達支援事業所を運営しています。そのため、きずなグループの児童員としての就労は100%可能とされています。
実は、児童員として働くのに資格は必要ありません。講座で指導員としての対応を学び、実際に施設を見学して実習を行えば、自分のタイミングでそのまま就労することも可能です。
児童員就労コースは、子供が好きですぐ就労したい人におすすめです。リワークセンターwingsだからこそのメリットがあるコースだといえるでしょう。
メリット２．プログラミングをゼロから学べる
リワークセンターwingsのプログラミング講座では、「プログラミングって何？」といったゼロの状態からでも学習をスタートできます。
データベースや通信ネットワークといった基礎理論から、JAVAプログラミング、データベース構築と段階を踏んで学習を進めます。実際に設計・開発の演習を行うのが最終段階です。
リワークセンターwingsでプログラミングを学ぶ最大のメリットは、子供向けのプログラミング指導者を目指せるという点です。子供に教えるプログラミングを学べる事業所は多くありません。
子供に関わる仕事に就きたいと考えているなら、子供向けプログラミング指導者の道を是非とも検討してみてください。
「就労移行支援のプログラミングについて」詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
メリット３．自習ができる個室ブース
リワークセンターwingsの自習スペースは、集中して学習できる個室ブースです。隣の席との幅が広く、一つひとつの席に仕切りがあるため周りが気になりません。
さらに、自習スペースには長時間座っても疲れないという高機能な椅子を採用しています。利用者からも集中しやすいとの意見が出ている人気スポットのようです。
パソコンも一人一台使うことができるため、プログラミングや画像編集など、やりたいことにしっかり集中できるでしょう。
自宅ではあまり学習が進まない人も、事業所の自習スペースを利用すれば効率よく学習を進められます。
デメリット１．オープンしたてで実績がわからない
先にお伝えしているように、リワークセンターwingsは2019年11月にオープンした事業所です。そのため、1年間の就労実績や定着率がまだ出そろっていません。
就労実績を重視して事業所を選びたい人にとっては、リワークセンターwingsは少々選びにくい事業所です。ほかの事業所と数値的に比較しにくいのも、デメリットのひとつだといえるでしょう。
定着率は半年や1年経過してから算出するため、新設事業所だとまだ数値が出せません。しかし、現時点での就労実績はすぐ分かるため、見学時に問い合わせてみてもよいでしょう。
就労移行支援リワークセンターwingsの評判・口コミ
事業所を選ぶ際に気になるのは、実際に利用した人の評判ではないでしょうか。Google MAPでリワークセンターwingsに対する口コミをチェックしてみました。
“スタッフがフレンドリーなので親近感を感じます。自習スペースも独立していて集中できそうです。講師の方も丁寧に教えてくれます。ここでなら頑張れる気がします。”
“明るくて、過ごしやすい施設”
思わず口コミを投稿したくなるほど、リワークセンターwingsが魅力的な事業所だったのでしょう。
確かに、リワークセンターwingsのブログに掲載された写真を見ると、大きな窓や広々としたブースが印象的です。
また、実際に教えてくれる講師やスタッフは、リワークセンターwingsのサイトで紹介されています。顔写真や経歴とともに、利用者に向けたメッセージが掲載されていますので、チェックしてみてください。
事業所でどのような人と接するかは、通いやすさを左右する大きなポイントです。サイトでチェックするだけでなく、実際に事業所を見学して雰囲気などを確認してみましょう。
よくある質問
最後に、リワークセンターwingsを利用する上で気になる質問をまとめました。解決できない点がある場合は、実際に見学に行った際に質問してみましょう。
質問でも挙がっていますが、見学に行ったからといって事業所の利用が確定となるわけではありません。事業所が気になったら気軽に見学や相談に行ってみましょう。
Ｑ.利用料金はかかりますか？
“ほとんどの場合は負担なくご利用になれます。前年度の収入により自己負担が発生する可能性があります。”
Ｑ.利用したいのですが、どうしたらよいでしょうか？
“まずはお電話か、WEBフォームよりお問い合わせください。事業所の説明や見学などからご案内いたします。”
Ｑ.体験利用・見学を行うと、絶対にウィングスを利用しなくてはいけないのでしょうか？
“いいえ。ウィングスの利用を希望する方に利用開始をしていただいております。”
詳しくは「就労移行支援の見学について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
Ｑ.生活リズムが乱れていて、毎日通える自信が無いのですが…
“生活リズムを整えるのも、ウィングスの役目です。まずはあなたのペースで通所を開始して頂き、徐々に整えていきましょう。”
まとめ
リワークセンターwingsは、10以上の児童発達支援事業所を手掛けるきずなグループが運営しています。
その運営経験から、リワークセンターwingsでも子供向けの仕事に就くための講座が用意されています。保育士講座だけでなく、子供向けのプログラミング指導者を目指せる講座も、リワークセンターwingsならではの特徴的な講座です。
リワークセンターwingsは、子供が好きな人におすすめできる事業所です。
新設された児童員就労コースでは、きずなグループの児童員として100%就労可能ですので、早めに仕事に就きたい人にもおすすめします。
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