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うつ病は就労移行支援を利用できる?就職のためにできることを解説!

こんにちは、大阪の就労移行支援事業所で5年間働いていたナカムラです!今回は、うつ病を患っている人の就職についてお伝えします!

 

うつ病の人が長く働き続けるためには、働きやすく負担にならない職場を探す必要があります。自分に合う職場を見つけるために、治療を行いながら焦らずに就職活動を進めましょう。

 

治療を行いながら就職活動をする場合、障害がある人の就職をサポートする就労移行支援の利用がおすすめです。自分一人での解決が難しいケースでは、スタッフに相談することができます。

 

就労移行支援では障害や病気との付き合い方を学べますので、就職への不安を解消できるでしょう。

 

この記事では、うつ病の人が就職を目指すために重要なことを解説します。就労移行支援の利用も含め、就職活動の参考にしてみてください。

 

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うつ病ってどんな病気?症状や特徴を解説

 

心の風邪と呼ばれるほど誰もがかかる可能性のあるうつ病ですが、症状が重くなったり治療が長引いたりすると働き続けるのが難しくなるケースもあります。

 

それでは、うつ病の具体的な症状について見てみましょう。

憂鬱な気分が続くうつ病

うつ病は、その言葉のとおり憂鬱な気分が続く病気です。気分が落ち込んでしまうことは誰にでもありますが、うつ病だと気分の落ち込みを自分でコントロールできません

 

うつ病でなければ、好きなことに打ち込んだり気分転換したりして気持ちを立て直せるでしょう。しかし、うつ病を患うと、何事も楽しいと思えず、何かをしようという意欲や物事に対する興味が減退してしまいます。

 

そして、仕事や家事の効率が悪くなっていき、これまで当たり前だったことができなくなります。強い不安感に悩まされたり、ネガティブな感情で心が占められたりといった、つらい状態が続きます。

 

不眠・過眠といった睡眠障害やめまい、頭痛、倦怠感など、身に症状が表れるケースもあります。

 

一時的な落ち込みやマイナス思考は誰にでもあることです。しかし、そういった憂鬱な気分が、2週間以上続くとうつ病の可能性が高まります。

 

日常生活に支障が出るくらい落ち込む日々が続くなら、まずは医療機関を受診してみましょう。

 

過度なストレスでうつ病になることも

うつ病の原因は人によってさまざまです。うつ病の原因は、大きく分けると外因性(身体因性)、内因性、心因性(性格環境因性)の3種類があります。

 

外因性うつ病は、何らかの病気によって精神機能に影響があった状態です。内因性うつ病は、脳に関わる内因で起こります。心因性うつ病は、精神的なストレスが原因で発症します。

 

心因性うつ病の場合、職場や人間関係での強いストレスがうつ病のきっかけとなるケースもあります。ストレスが原因だと、いつ誰がうつ病になってもおかしくありません。

 

心の風邪とも呼ばれるうつ病ですが、風邪と違って安静にしていたら治るわけではありません。うつ病はきちんとした治療が必要です

 

心のエネルギーが切れた状態がうつ病です。時にはゆっくり休んでエネルギーを充電することも必要です!

うつ病の人が就職を目指すために重要なこと

 

続いては、うつ病の人が就職を目指すときに心掛けたいことをお伝えします。うつ病を患いながらの就職活動は、病気に対する不安と就職に対する不安の両方を抱えることになります。

 

しかし、そう思い悩むことが心理的なストレスとなりかねません。うつ病を治療しながらの就職活動は、体調優先で進めるようにしてください

 

それでは、具体的に気を付けたいポイントを見てみましょう。

うつ病の再発を防止する

うつ病は、治療を重ねて治ったと思っても、50%は再発するといわれています。2度目3度目のうつ病となると、さらに再発率が高まってしまいます。

 

再発率が高いうつ病の場合、症状がなくなっても、そこで油断せず、今度は再発を防止することを考えなくてはなりません。

 

うつ病の再発率が高いのは、症状が軽くなったら自己判断で通院や服薬をやめてしまう人が多いからです

 

うつ病には、急性期・回復期・維持期の3段階があります。急性期と回復期は、うつ病の症状がまだ実感できる段階です。

 

それに対して維持期は、うつ病の症状が落ち着いた状態で日常生活を送れます。そのため、通院や服薬しなくても大丈夫だと判断してしまいがちです。

 

うつ病の薬には、症状を改善するだけでなく、良い状態を保つ効果もあります。そして、薬を突然やめてしまうと、めまいや頭痛、不安感といった症状が出るケースがあります。

 

治りかけた段階で悪化してしまうことを防ぐためにも、自己判断で通院や服薬をやめないようにしましょう。

焦らずにしっかり準備する

就職活動をしているときは、なかなか就職が決まらないと何かと焦ってしまいがちです。しかし、焦りは禁物です。うつ病の治療をしながら、自分に合う職場を探すことに集中しましょう。

 

先ほどもお伝えしたとおり、うつ病は再発率が高い病気です。焦ってすぐに就職しても、新しい環境に身を置くと、その変化がストレスとなって再発の可能性が高まってしまいます。

 

また、ストレスを感じるのが、つらかったり悲しかったりする出来事だとは限りません。就職が決まってうれしくても、新たな仕事や人間関係が始まることにプレッシャーを感じ、それがストレスとなるケースもあります。

 

就職・転職といった環境の変化自体もストレスを感じる原因になりやすいため、就職活動は慎重に行う方がよいでしょう。

 

うつ病が原因で仕事から離れていると不安かもしれませんが、焦ることは病気の治療においても就職においても逆効果です。まずはしっかりうつ病を治療しましょう。そして、少しずつ良くなってきたら、就職に向けての準備を行います。

 

また、一つの職場で長く働き続けるためには、自分がどのような状態にストレスを感じるかを知ることも重要です。

 

就職してからの心理的負担が増えないように、苦手なシチュエーションや避けたい状況について考えておくのもよいでしょう。どのような職場なら働きやすいかのヒントになります。

生活リズムを整える

働く前の準備としては、生活リズムを整えることも大切なことです。仕事が決まると、毎日決まった時間に出勤しなければなりません。

 

うつ病になると、不眠や過眠といった睡眠障害が原因で生活リズムが崩れてしまいがちです。回復に伴って気力と体力が復活してきたら、少しずつ生活リズムを整えていきましょう。

 

生活リズムを整えるために、日中は散歩に出掛けるのがおすすめです。太陽の光を浴びることは、生活リズムの改善にも役立ちます。

 

また、運動をするとうつ病が改善するともいわれていますので、散歩のついでにウォーキングして体を動かしてみましょう。就職に向けた体力作りとしてもウォーキングは有効です。

 

昼に太陽の光を浴びたりしっかり体を動かしたりすると、夜は眠りやすくなるでしょう。

 

就職して働き始めると、毎日同じ時間に出勤する規則的な生活が始まります昼夜逆転している状態だと、通勤を負担に感じてしまうため、早めに生活リズムを整えておきたいですね。

 

昼夜逆転した生活リズムを戻すためには、早く寝ることではなく、朝早く起きることから始めた方がスムーズです。早めにベッドに入ったのになかなか寝付けないと、眠れないことにプレッシャーを感じてしまいます。

 

多少つらくても1日早起きすると、夜には自然と眠くなり、無理なく眠りに就けるでしょう。日中にしっかり体を動かして、夜には疲れた状態でいることも有効です。

 

生活リズムが崩れて睡眠不足になったことから、うつ病が再発してしまう可能性もあります。うつ病の治療と並行して、規則正しい生活を心掛けましょう。

 

働いていない状態が続くと焦る人もいます。うつ病のときはマイナス思考になりがちなので、自分を責めてしまうかもしれません。まずは、体調を整えることを優先してくださいね。

就労移行支援を利用して就職を目指そう

 

うつ病の人が就職を目指すなら、就労移行支援の利用がおすすめです就労移行支援は、障害がある人の就職をサポートしてくれます。

 

就職に必要なスキルを身に付けたりストレスの対処法を学んだりできますので、働くことに対する不安を軽減できるでしょう。

 

焦って就職活動をするよりも、就労移行支援を利用して、病気との付き合い方を学びながらしっかりと就職に対して準備をするのがおすすめです。

 

就労移行支援について詳しく紹介しますので、この先を考えるときの参考にしてください。

就労移行支援なら働くためのトレーニングができる

就労移行支援は、一般企業への就職を目指す65歳未満の人が受けられる障害福祉サービスです。就労移行支援事業所に通って、就職に向けたトレーニングを行います

 

就労移行支援の利用期間は原則として2年間です。2年未満であっても、就職が決まった段階で卒業です。2年で就職が決まらなかった場合は1年間の延長も可能ですが、審査によっては延長できないケースもあります。

 

事業所の利用料金は1カ月0円~37,200円で、金額は前年度の収入によって変動します。事業所によって利用料金が違うといったことはありません。

 

プログラムの内容も事業所ごとに異なります。専門スキルを身に付けられる事業所もあるため、やってみたいと思うことや興味のあることで選びましょう。就労移行支援なら、これから就職するための強みを増やせます。

就労移行支援なら治療をしながら就職準備ができる

うつ病の治療と就職活動を同時進行するのは、なかなか大変なことです。一人で解決するのが難しい問題も出てくるでしょう。就労移行支援なら、そういった不安をサポートしてくれます。

 

就労移行支援では、最初に事業所スタッフとの面談で希望や状況をヒアリングし、個別の支援計画を作成します。一人ひとりの希望や状況に合わせて作成された支援計画は、これからどのようにトレーニングや就職活動を行うかの指針です。

 

そして、ストレスへの対処法を学んだり自分の体調を知るセルフケア方法を学んだりといった、障害や病気の特性をフォローできるプログラムもあります。

 

決まった日の決まった時間に通所することは、生活リズムを整えるのに役立つでしょう。

 

そして、就労移行支援では、医療機関と連携して障害がある人をサポートします。病気の症状について病院と打ち合わせを行い、時には事業所で服薬や体調の確認を行うこともあります。

 

うつ病の人が就職を目指すために重要だとお伝えしたことを、就労移行支援なら全て解決できます。病気との付き合い方を学びながら、働く力を身に付けられるのが就労移行支援の大きなメリットです。

 

同時に、PCスキルやビジネスマナーといった働くために必要なスキルも身に付けられます。就労移行支援なら、働くことに対する自信が持てるようになるでしょう。

 

就労移行支援の事業所スタッフに、悩んでいることや不安に思っていることを気軽に相談してくださいね!一人では解決が難しいことも、スタッフがしっかりサポートします!

 

詳しくは「就労移行支援とは」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

うつ病の人におすすめの仕事・向いている仕事

最後に、うつ病の人に向いているおすすめの仕事を紹介します。仕事のストレスがうつ病を発症する原因となるかもしれないため、うつ病を患っている場合はどのような仕事をするかも重要なポイントです。

 

社会復帰の段階では、あまり人と関わらずにできる軽作業がおすすめです。

例えば、以下のような仕事です。

  • 梱包や出荷といった商品管理
  • 書類作成やデータ入力といった一般事務
  • ピッキングや検品といった倉庫作業
  • 清掃業

 

こういった軽作業であれば、負担が少なく続けやすいでしょう。また、採用されやすいといったメリットもあります。

 

環境変化がストレスとなることもあるため、仕事内容に変化が少なく長く続けられる仕事を選びたいですね。

 

得意分野やスキルをいかして生かして仕事をしたいのであれば、ストレスを感じないようにと自信を付けることも必要です。その場合は、専門性の高いスキルが身につく就労移行支援事業所を選ぶのがおすすめです。

 

また、Webデザイナーやライター、プログラマーであれば、在宅で仕事をすることも可能です。在宅ワークであれば、仕事をする時間や仕事量を自分で調整できるため、うつ病を患っていても働きやすいでしょう。

 

詳しくは「就労移行支援のITについて」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

 

社会復帰を目指すのか、在宅で働くことを目標にするのか、目指す方向によっておすすめの仕事も変わります。自分にとって一番良い道を探してみましょう。

就労移行支援には、うつ病をメインとするところやIT系専門など、事業所ごとにさまざまな特色があります。どういった仕事に就きたいかを考えながら、必要なスキルが身につく事業所を探してみてください!

まとめ

 

うつ病を患っている人が、しっかり就職準備をしたいのなら就労移行支援の利用がおすすめです。利用期間2年の中で、病気と向き合い、働くことに対する準備をしてから就職を目指せます。

 

うつ病を患った状態で就職活動をすることは決して簡単ではありません。就労移行支援であれば、病気に対する知識のあるスタッフが、どういったやり方がよいかを一緒に考えてくれます。

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