大阪は大都市とあって多くの就労移行支援事業所があります。これから就労移行支援の利用を考えている方は、事業所選びに苦労するでしょう。
今回は大阪でも人気のある「エンカレッジ心斎橋」に焦点を当ててみました。「エンカレッジ心斎橋」の特徴や評判を知って、事業所選びの参考にしてみてください。
大阪エリアで就労移行支援事業所を探されている方へ
大阪府でおすすめの就労移行支援事業所を選ぶなら「ディーキャリア天王寺」がおすすめ。発達障害に特化した事業所で、就職後の定着率は97.2%と圧倒的です。また、就職のためのサポートはもちろん、このようなプライベートにおけるサポートも充実しています。
無料相談も行っているので、気になる方は公式ホームページをご覧ください。
本サイトでは、そのほかの事業所もまとめています。また、公式LINEでは就労移行支援に関する情報もお届けしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
就労移行支援事業所とは?
『就労移行支援事業所とは何?』と思う方も多いと思います。
就労移行支援事業所は、障害や難病を抱えている方が企業に就職するためのサポートをする施設。障害者の方にはとても強い見方なんです。
まずは、就労移行支援事業所の概要や特徴を知っておくことも重要。どんな方が対象なのか、またどんな支援をしているのか、ここで確認しておきましょう。
詳しくは「就労移行支援とは」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
就労移行支援の対象者と利用期間
就労移行支援事業所は障害者向けの施設のため、対象者は障害を持っている方や難病を抱えている方です。
また利用するには年齢にも縛りがあります。対象年齢は18~65歳未満で、就職を希望している方。
障害には
- 精神障害
- 知的障害
- 発達障害
- 身体障害
など、さまざまな方が利用対象です。
就労移行支援事業所は原則2年間という期間が決められています。人によっては半年で卒業する方もいれば1年みっちりトレーニングする方も。もちろん、2年間しっかりトレーニングを受けても問題ありません。
詳しくは「就労移行支援の対象者について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
就労移行支援内容
就労移行支援事業所は、あくまでも就職に向けて必要なスキルを学ぶ場です。そのため、通所中の原則工賃は発生しません。
また利用費用ですが、9割近くの方が無料で通所しています。費用は前年度の世帯収入によりますので、詳しくは最寄りの自治体に問い合わせてみてください。
実際にどのような支援をしているか気になるところですよね。おもな支援内容は以下の4つに分類されます。
- 就労に必要なスキルをトレーニング
- 職場見学や体験実習
- 就職活動に向けたサポート
- 就職後の支援
スキルを磨くトレーニングでは、ビジネスマナーやコミュニケーション力のアップ、就労に必要なパソコンスキルが組まれています。
職場見学や体験実習では、実際に企業に出向きどのような仕事をしているのか肌で感じ、実際に体験。就職活動に向けたサポートでは、履歴書の書き方や面接のロープレなどを中心に行います。
多くの利用者が不安となるのが、就職した後。就労移行支援事業所では、就職したから「さようなら」ではありません。
一定期間、事業所のスタッフが面談に訪れ、悩みや不安なことの相談に乗ってくれます。万が一企業との調整が必要な場合は、利用者と企業の橋渡しの役割もしてくれるのでとても心強いのが特徴です。
就労移行支援「エンカレッジ心斎橋」の概要
「エンカレッジ」は、大阪・京都を中心に展開している就労移行支援事業所です。『あなたの第二の母校になる』をモットーに、障害のある方へさまざまなサポートを展開。
今回はその中でも中心部に位置する「エンカレッジ心斎橋」の概要を紹介します。
事業所名 | エンカレッジ心斎橋 |
住所 | 〒550-0013
大阪府大阪市西区新町1-4-26 四ツ橋グランドビル2F(旧ニッケ四ツ橋ビル2F) |
電話番号 | 06-6535-8585 |
アクセス | ・大阪メトロ御堂筋線心斎橋駅より徒歩5分
・大阪メトロ四ツ橋線四ツ橋駅より徒歩1分 |
就労移行支援「エンカレッジ心斎橋」の特徴5つ
それでは具体的に「エンカレッジ心斎橋」の特徴を見ていきましょう。
「エンカレッジ心斎橋」はモットーの通り、利用者に寄り添ったサービスを展開している事業所だと思います。
発達障害の特化した事業所
就労移行支援事業所は、障害や難病を抱えている方をサポートする場所ということは先ほど説明したとおりです。
「エンカレッジ心斎橋」はその中でも発達障害を持っている方限定で運営されています。同じ障害を持っている仲間がいるから、利用者も心強いと人気。
発達障害に特化した事業所だからこそ、長年の経験と知識で利用者を手厚くサポートできます。
詳しくは「就労移行支援の発達障害について」の記事を参考にしてみてください。
イベントを毎月開催
「エンカレッジ心斎橋」では毎月イベントを開催しているのも特徴です。
イベントは『ソーシャルクラブ』という名目で、事業所の外に出てさまざまな場所へ行きます。いわば遠足のようなイメージ。
過去には
- USJ
- 京都鉄道博物館
- 伏見稲荷大社
- 大阪城
- 高野山
- 箕面の滝
などへ行きました。
この行き先は、利用者みんなで話し合って目的と場所を決めます。イベントも大切なカリキュラムですが、みんなで話し合うミーティングも大切なこと。
自分の意見を伝え相手の意見を尊重する訓練ができるため、コミュニケーション能力もアップします。
『ソーシャルクラブ』では
- みんなで計画する
- みんなで話し合う
- みんなで実施する
- みんなで楽しむ
を目的にしているので、自分の意見を言うのが苦手な方は『ソーシャルクラブ』で練習してみるのもいいかもしれませんね。
カリキュラムを通じてさまざまな能力をアップ
「エンカレッジ心斎橋」では就労に必要なスキルをさまざまなカリキュラムを通じて学びます。
「エンカレッジ心斎橋」で大切にしているカリキュラムはおもに4つ。
- オフィスワーク
- グループワーク
- ライフスキル講座
- 自己理解講座
オフィスワークでは、企業で必要なパソコンスキルや事務作業を学びます。パソコンを使ったことがない方でも、基本操作から教わるので安心。
最終的には、Excelを使ったデータ入力やWordを活用したレポート作成までできるようになるのが目標です。
パソコンや事務作業のスキルはもちろんですが、ここで大切にしているのは『自分で考える力』。『何を・どうしたら・こうなる』という過程を考えながら学んでいきます。
グループワークでは自己紹介から始まり、自分のことを相手に伝える訓練をします。グループ内で質問が出たらそれに受け答え。
さらに一緒に参加している利用者が自分のことを紹介する機会もあり、客観的に自分を見られるのもカリキュラムの特徴です。
最終的に『相手にわかりやすく伝える』ことを目的としています。
ライフスキル講座は、ほかの事業所ではあまり見かけない講座です。いわゆる自分の人生設計を立てていく講座ですが、なかなか未来のことを考える機会はないもの。
『貯金が何歳までにいくらあれば大丈夫』『栄養バランスや食生活はどう過ごすべきか』など、あらゆるジャンルにわけて講座が開催されます。
最後は自己理解講座。自分のことを本当にわかっている方は少ないと思います。これは障害者に限らず健常者でも同じこと。
まずは自分を理解することから始め、発達障害の特性も勉強します。自分のことがわかるようになれば、不思議とコミュニケーションも苦でなくなり楽に話せるようになります。
人と話すのが苦手な方は、この講座でしっかり学びたいですね。
週1回の担当スタッフと面談
「エンカレッジ心斎橋」では担当スタッフとの年密な面談も特徴の一つです。担当者との面談は週1回~定期的に行われます。
通所中の悩みはもちろん、将来について困っていることも相談できるので安心。
就労移行支援事業所を利用している方でいちばん不安なのは相談できる相手がいるかどうかだと思います。「エンカレッジ心斎橋」は担当制なので利用者の急な変化も対応可能。
定期的な面談は、それだけでも利用者の気持ちを落ち着かせてくれますね。
高い定着率で就職後も安心
「エンカレッジ心斎橋」は高い定着率の事業所としても有名です。
就労移行支援事業所に通う方は、みな一般企業へ就職したいと考えている方ばかり。利用する事業所がどのくらいの割合で就職し、長い間企業に勤めているかは気になるところではないでしょうか?
「エンカレッジ心斎橋」では2018年度の実績だと93.7%の定着率。これはかなりの高水準です。
定着率は事業所選びでも重要なポイント。この数値を見る限り、優秀で人気のある事業所だということがよくわかります。
定着率についての詳しい説明は後述でしますので、どれほど大切なものか把握しておいてください。
詳しくは「就労定着支援の定着率について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
就労移行支援「エンカレッジ心斎橋」の評判
「エンカレッジ心斎橋」を利用された方が、満足したのかそうでないのか気になりますよね。実際に利用された方は伸び伸びとカリキュラムを受けていたような印象を受けます。
良い評判
「エンカレッジ心斎橋」を利用された方の多くは、入所前と比べ大きな気持ちの変化があった方が目立ちました。
- 周囲からの指摘も真摯に受け止めるなかで、感謝の気持ちが芽生えた
- 明確な目標を持つことで苦手なカリキュラムも克服していけた
- 実習を通して足りないことを知り、改善を積み重ねて就職につながった
コミュニケーションを学んでいくなかで『報連相』の大切さを知った利用者。訓練中な何度も指摘されたそうですが、実際に企業へ就職すると当時の指摘のありがたみがわかったそうです。
訓練中に目標が持てたのも大きな力になったのではないでしょうか?
悪い評判
「エンカレッジ心斎橋」の悪い評判は見当たりませんでした。
しいて言えば障害を持っている方誰もが利用できるわけではないということ。魅力的な事業所だと思っても、発達障害以外の方は利用できないのは残念ですね。
就労移行支援事業所を選ぶときに大切な就職率と定着率
就労移行支援事業所を選ぶポイントはさまざまです。しかし多くの方が気にかけていないのが、就職率と定着率。
就労移行支援事業所を利用する方は一般企業への就職を目指しているため、この数値はしっかり確認しておくべきです。
高い数値ほどよいとされていますが、何も知らずに利用して『実は数値がよくなかった』と後悔しないためにも、それぞれの重要性をチェックしておきましょう。
就職率とは
就職率は、事業所を利用した方が実際に就職した割合を表したものです。
就労移行支援事業所は、就職を希望している利用者の願いを少しでも叶えようと、就労に必要なスキルを教えてくれます。
事業所と利用者の頑張りの証が就職につながるため、就職率が高い事業所は優良といわれることが多いのも事実。
就労移行支援事業所の対応があまりよくなければ、利用者もモチベーションが下がり就職にはつながりにくいです。
定着率とは
定着率は、就労移行支援事業所を利用した方が一般企業へどのくらい継続して働いているかを示した数値です。
定着率が大切な理由は、就労移行支援事業所の就職後のサポートが関係しているからです。就労移行支援事業所では、一定期間就労後も定期的なサポートをしてくれます。
ここで手厚いサポートをしている事業所ほど、利用者も企業で働く気持ちを継続できます。
定着率の継続就労期間は事業所によって変わりますので一概にはいえませんが、目安としては1年以上のデータを参考にするといいでしょう。
詳しくは「就労定着支援の定着率について」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
就職率と定着率が大切な理由
就職率も定着率も利用者が就職した実績を示す大切なものです。
それぞれ意味合いが違うのは、先ほど説明した通り。多くの利用者が就職しなければ、就職率は上がりません。さらに、就職した卒業者が継続して一定期間働かなければ定着率も高い数値を出せません。
就職率はあくまでも事業所を卒業して就職した人の割合を示したものです。たとえすぐ退職してもこの数値は変わりません。
就労移行支援事業所によっては、就職率と定着率を一緒にし『就職率』と公開しているところもあるので、どちらの数値も見る必要があります。
就職率や定着率は、利用者がどのくらい就労移行支援制度に満足して働き続けているか見る大切な数値。
どちらの数値も高い方が、優良の事業所なのは一目瞭然ですね。その証拠に、数値が高い事業所は人気も高く人が集まりやすいです。
定員オーバーになって入所待ちになることもあるので、早めにチェックしてみてください。
気をつけたいのが、就職率や定着率を公開していない事業所。一概にはいえませんが、数値が悪いことが考えられます。
就労移行支援事業所を選ぶときは就職率や定着率を見て選ぶ方も多いので、何らかの理由で公開していないのかもしれません。
カリキュラム内容も大切ですが、忘れてはいけないポイントなので押さえておきましょう。
まとめ
「エンカレッジ心斎橋」が人気の理由は、高い定着率からもわかると思います。
総合型の就労移行支援事業所ですが発達障害に特化しているので、発達障害の方が社会に出ても困らないようなカリキュラムを重点的に組んでいるのが「エンカレッジ心斎橋」の特徴ではないでしょうか?
週1回~のこまめな面談のおかげで、ちょっとしたことが相談できる体制づくりも魅力的です。
「エンカレッジ心斎橋」で自己分析、コミュニケーション能力をアップして社会に順応できるスキルを磨いていきましょう。
大阪エリアで就労移行支援事業所を探されている方へ
大阪エリアで事業所を探していてる方に向けて、大阪府でおすすめの就労移行支援事業所を分かりやすくまとめています!こちらも合わせて読んで、自分にピッタリの事業所を探してみてください。
例えば、当サイトがおすすめする「ディーキャリア天王寺」は発達障害に特化した事業所で、就職後の定着率は97.2%と圧倒的です。また、就職のためのサポートはもちろん、このようなプライベートにおけるサポートも充実しています。
無料相談も行っているので、気になる方は公式ホームページをご覧ください。
こんにちは!大阪の就労移行支援事業所で約5年間働いたナカムラです!今回は、大阪にあるおすすめの事業所を紹介します! 就労移行支援を利用して就職を目指す場合、どの事業所を選ぶかがとても大切です。大阪には300件を超える事業 […]
記事を読む